なぜ僕はタイでもモテなかったのか。(後編)
みなさんこんにちは、テントのテントです。
前編では、バンコクのソイカウボーイという歓楽街でお姉さんに全く相手にされないという非モテぶりを発揮した僕ですが、
後編では、翌日、【コンド○ムだらけのレストラン】に行って友人とお互いに慰めあった話をしたいと思います。
(前編はこちら)
ソイカウボーイで見事に非モテぶりを発揮してしまった僕が友人とホテルに戻り談笑していると、
コンコン...
と力なく扉をノックされます。。。
開けるとそこには、ゲッソリとした友人Aの姿がありました。
てっきり「ウェェェーーーーーイ!!マジ最高だったンゴ〜!!!!」というテンションで帰ってくるものだと思ったのでびっくりしましたが、
どうやら話を聞くと、
・可愛いと思ったお姉ちゃん()が店に入ってよく見ると全然可愛くなかった。
・マッサージ用のローションが残りわずかのマヨネーズくらいしかなく、ローションを絞り出す際、静かな部屋に「ジュボッ、ジュボボボ」という音が鳴り響いて、よくわからない雰囲気になった。
・しかもお姉ちゃんのマッサージ()がめちゃくちゃヘタクソだった。
の三重苦で、早く出たいという一心で惰性でフィニッシュを迎えた友人Aは完全に不完全燃焼でホテルに戻ってきたというわけです。
つい2時間前までは満面の笑みを浮かべていた友人Aがこうなるとは誰が予想したでしょうか。「メシウマメシウマ〜w」なんてことを言っているうちに気づけばみんな笑顔を取り戻していました。
そんなこんなで気を取り直して翌日向かったのが、
知る人ぞ知る、薄いベールに包まれたタイの秘境、
コンドームレストラン!!!!
見てください、入り口で迎えるこいつのムッツリな表情。前世はおそらく排水溝の中から女子高生のスカートの中を覗くおじさんだったのではないでしょうか。
ムッツリおじさんに出迎えられて店内に入ると、、、、
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
そこはまるでジャングルのようで、緑に囲まれた神秘的な空間が広がっていました。
あたりを見渡せば、緑豊かな自然が広がっています。
あれ?なんか蜂の巣みたいなものがあるぞ!!!
よく見るとゴムでした。。。
こちらの手前の綺麗な花も、よく見るとゴムでした。。。
そうなんです、このレストラン、名前の通り、至るところにコンドームでできたオブジェが散りばめられている最高にイカしたレストランなのです!!!
上を見れば、、、
ゴムの照明がニッコリと笑っていて、
横を見れば、
ゴムでできた服を着たマネキンが並んでいます。
左に行くほど笑顔が消えているような気がするのは気のせいでしょうか。何か闇を感じずにはいられません。
そして壁を見れば、
これまた可愛らしいイラストがありました。
たったひとつ確かなことは、僕はMR.XXXXXXXXLではないということですね笑(シナッ)
そして極め付けは、これです。
テーブル一面に敷き詰められた色鮮やかなゴムたち。
「うっひゃーー!!すげぇぇ笑」と言っていましたが、冷静にこの上ではあまり食欲は湧きません。
ただ、ゴムのおかげで机の上は安定して食べやすかったですw
と、ここまで、コンド○ムレストランの紹介を見てきて「変な場所」だと思った方も多いかもしれません。
ですが、このレストランには深いコンセプトがあるのです。
実はこのレストランのオーナーはタイの副首相も務めたことがある人物で、「恥ずかしがらずにもっと家族計画やエイズについて話してもらおう」という考えでオープンしたのです。
なので、堅苦しくなるのではなく、ユーモアを交えて性に触れられるようなレストランになっています。
店内にあるポスターなどもよく見てみれば、ユーモアとメッセージに溢れたものであることがわかります。
しかも、食事を終えた会計後にはガムの代わりにコンドームをもらえるというサービス付き笑
最後の最後までコンセプトが徹底していますね。
そんなこんなでみんな大満足でレストランを後にしました。
昨晩のソイカウボーイの悲劇も優しく包み込んでくれる楽しいレストランでした。
え?肝心の料理の味???
かた焼きそばみたいなやつを頼んだのですが、めちゃくちゃ甘くて不味かったのとコンドーム机のダブルパンチで気分が悪くなったので僕は二度といきませんwwwwwww
「もやしが一番美味しい」と思ったのはこれが最初で最後だと思います笑
ですが、体験としてはめちゃめちゃ面白く、テンション上がること間違いなしなので、みなさんぜひ一度足を運んで見てください!!!!!
それではまた。